手術の知識

大事な家族、ワンちゃん、ネコちゃんの本当の健康を考えることは、飼い主さまの大事な役目です。

去勢・避妊手術を受けさせる飼い主さまへ知っておいて欲しい豆知識

自然に反することは良くない、痛い思いをさせるのはかわいそう、などとお考えの方も多いと思います。
しかし繁殖の予定がないのであれば、生殖器の病気や、望まない妊娠の予防、マーキングのトラブル回避などを考慮し、手術が必要かもしれません。
愛する家族と一緒に過ごす飼い主さまのライフスタイルを考え、周りの人とも相談され、後悔のない結論を出してください。
堺の「おおいずみ動物病院」ではこのように考えております。

ワンちゃん編

1、犬の発情期のこと

女の子の発情期は年に約2回。小型犬では生後約7~10ヶ月、大型犬で生後約8~12ヶ月で最初の発情が訪れ、その後は、約6~7ヶ月周期で回ってきます。
“シーズン”“ヒート”など、言い方は様々ですが、犬の生理です。発情期を迎えると、外陰部が膨らみ、10日間程度出血します。
排出される血の色が徐々に薄くなってくると排卵が起こり、約1週間繁殖のできる交尾適期に入ります。
男の子と女の子が交尾をするのはこの時期です。受精が成立すると妊娠します。男の子には特定の発情期はなく、生後約7ヶ月~12ヶ月で性成熟を迎え、いつでも交尾が可能になります。発情中の女の子が発するフェロモンに刺激され発情しますので、女の子の発情期と重なるのです。

2、発情期に気をつけてほしいこと

発情中、避妊・去勢をしておらず繁殖をお考えの場合には、犬が集まる場所には行かないことは大切です。女の子が発するフェロモンは、周囲約2㎞の男の子を刺激してケンカの原因になることもあります。散歩も、可能な限り他の犬が少ない時間帯に変えて、体調に合わせる注意が必要です。
出血の量は個体差があり、量が多いときには、室内、公共の場などを汚さないように犬種に合わせた生理用パンツなどの使用をおすすめします。
量が少ない時は、自分で舐め取り、飼い主さまが発情期に気が付かない場合もあるので、日頃からよく見ていてあげてください。

3、ワンちゃんの避妊手術のこと

  • 子宮蓄膿、乳ガンなどの予防になります。
  • 望まない妊娠をさせなくて済みます。
  • 生理や発情期のストレスからワンちゃんも飼い主さまも解放されます。
  • 手術の時期は、生後約半年~、最初の生理(初潮)の前がよいでしょう。
  • 全身麻酔をかける1時間程度の開腹手術で、卵巣と子宮を摘出します。原則日帰りでできます。

4、ワンちゃんの去勢手術のこと

去勢手術を施したワンちゃんは、個体差がありますが…

  • 性格が落ち着く。(攻撃的なところが減る)
  • 性的欲求がなくなるので、イライラなどストレスから解放される。
  • 前立腺の病気、精巣や肛門周辺の腫瘍などの予防になる。
  • 足をあげてオシッコをしなくなる(全てではありません。半分以上の確率です)
  • 時期は、生後、約半年~できます。
  • 手術は、全身麻酔をかけて行います。犬種によりますが、時間はあまりかからず負担も少ないです。

ネコちゃん編

1、猫の発情期と特徴のこと

発情期になると独特のフェロモンや鳴き声を出します。これによって、生後約9~11ケ月前後で性的に成熟した交尾ができる体になった男の子達も発情します。
女の子は発情期しか交尾できませんが、男の子は発情した女の子と会うことでいつでも交尾が可能です。また、発情した猫の性欲は非常に強く、交尾できない場合は強いストレスになります。場合によって食欲不振や激しい抜け毛などを起こします。
交配させないのであれば、生殖器などの病気を防ぎ、不用意な妊娠を防ぐことや、乳がんを予防できる(99%)意味からも、去勢・避妊をお考えください。

2、猫の避妊手術のこと

手術は生後約半年後からできます。
手術は麻酔で開腹し、卵巣と子宮を除去します。日帰りでできます。

3、猫の去勢手術について

生後約6ケ月以降なら、去勢手術が可能です。
発情を誘発された猫の性欲は非常に強いので、交尾が不可能だと強いストレスになり、食欲不振や激しい抜け毛などを起こします。
また、マーキングを防ぐために去勢手術をお考えの場合、マーキングが止まる確率は90%程度です。 手術は睾丸を除去するものですが、日帰りで家に連れて帰ることができます。

ヘルニア治療

一部の犬種に多くみられる症状です。例)ミニチュアダックスフント。
ある日突然後ろ脚が動かない状態になって来院される方が増えました。
骨の構造が違うこともあり、宿命の病気ともいえます。

鍼治療

当院では、院長独自の手法で鍼治療を施しています。さらにシンノオル電気治療を併用します。鍼治療は院長自身の体験で、鍼が生き物の体を治癒することに有効だと実感し、研究会などで積み上げてきた手法です。
症状が出たらできるだけ動かさずに早く来院してください。
症状にもよりますが、最初は週に2回ほどの治療から始め、段々間隔をあけていきます。約70%程度の子が1か月~遅くても3か月以内に改善がみられます。しかし、手術をしてからの来院や発症してから時間が経っている場合など、結果が出せないこともあります。

子宮蓄膿症・乳腺腫瘍の予防治療のこと

避妊手術のもう一つの効果

ワンちゃんもネコちゃんも、子宮や卵巣を取り除くことで、このリスクがなくなります。乳腺の発達は生理、発情と妊娠することで促されますから、その心配もなくなります。自然のなかであれば、多産で回数多く子孫を残せば犬もネコも大人の役目を終えます。
しかし、飼い主さまは家族の一員として一緒に長く過ごしたいとお考えでしょう。病になって苦しむのはワンちゃんやネコちゃんです。人と一緒に暮らすことになった犬や猫の幸せは、飼い主さまが守ってあげましょう。

ご予約・ご相談はお気軽に

犬猫の病気のことでお悩みでしたら、大阪府堺市にあるおおいずみ動物病院まで。
まずはお気軽にお問い合わせください。

tel:072-258-1116

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